vscodeをやめてtmux + neovimに入門します。
Ko Yamaura
背景
今まで基本的に VSCode を使った開発してきましたが、いくつかの問題に直面しました。
- 複数サービスを担当しており、10 以上のリポジトリコードを同時に見ることが多い
- 自分で動かすバッチやワークフローもあるので何かあるたびに作業や script を止めたくない
- 肉体とキーボードを繋げたい
また、インフラ環境を触ることが多く、主に vim を利用することが増えてきたのでこの機会に新しい開発スタイルに移行することにしました。
tmux
Install
自分は Mac にインストールしたので、brew 経由で入れました。他の OS や CPU アーキでの install は公式のガイドを参考にしてください。 気をつけたこと
参考にしたサイト
- tmux のチートシート、まだ基本的な操作を覚えていないので参考にしています(https://gist.github.com/MohamedAlaa/2961058)。
- pane 間の移動はよく行う操作なので、忘れた時に時々こちらを覗いています(https://linuxhint.com/swap-panes-tmux/#:~:text=Tmux%20uses%20the%20keybinding%20'Prefix,pane%20in%20one%20position%20clockwise.)。
- tmux は tmux.conf ファイルに設定を追加することでいろんなショートカットを追加できます。こちらを参考にしました。(https://github.com/gpakosz/.tmux/blob/master/.tmux.conf)
Neovim
テーマ
テーマはいろいろあるからとりあえず何があるか調べました。
最終的にはこちらの tokyonight を採用しました。 これはもう好みなので特に何か理由はないですが、なんか名前に東京って入っているとかっこいいですよね。
install は vim-plug を利用しているので init.vim に追記します。
call plug#begin()
" ... some other plugins
Plug 'folke/tokyonight.nvim', { 'branch': 'main' } " <- 追加
call plug#end()
:PlugInstall を実行して install します。以下を追加するとテーマが反映されます。
" ----------------------
" Color Scheme
" ----------------------
let g:tokyonight_style = "night" "設定するオプションはcolorschemeを呼ぶ前に宣言
colorsheme tokyonight
Git
git 操作も vim を閉じずにできるとより便利ですよね。VSCode の場合だと変更差分を色付けで表示してくれたりとかなり便利です。 そういった使い方を Vim でもできるようにしておきたいので調べて入れてみます。
入れるのは vim-fugitiveでこれも vim-plug を使って install しました。
フォント
フォントの反映というよりは、自分の場合は主にファイルの拡張子からファイルの種類を判断してロゴを出すところで詰まったのでそこについてこちらに残しておきます。
フォルダを絵文字表示
フォントを入れるために以下の三つの vim-plug で追加しました。
- https://github.com/lambdalisue/nerdfont.vim
- https://github.com/lambdalisue/fern-renderer-nerdfont.vim
- https://github.com/lambdalisue/glyph-palette.vim
これらを追加する前に、nerdfont 自身を Home Brew 経由でインストールする必要があります。
その後、ファイルやフォルダを表示したがフォントが反映されず、調べたところ、iTerm2 でフォントの設定を更新したところうまく動いていないことがわかりました。 設定からプロフィール -> Text -> Font を Nerd が含まれる物に変更し、「Use ligatures」オプションを有効にして iTerm を再起動したところ、正常に反映されました。
今後やってみたいこと
以上のような作業をメインで行い、とりあえずは作業ができる状態になっています。今後は使いながら詰まったポイントや Tips をまとめて行きたいです。